矯正時のバキ!ボキッ!

 バキ!ボキッ! これは靭帯に瞬間急圧(スラスト)をかけることにより 発す るものです。

  この瞬間急圧は、靭帯を瞬間的に弛緩させ、靭帯の緊張により生じて いた神経圧迫や関節の不具合を回復させる効果があります。
 また、椎骨、骨盤その他の関節が正常な状態から少し変位を起こし、 正常な可動性が失われている場合に、それを正常な位置に戻すことが できる有効な手技でもあります。

  これらの音そのものには何の問題もありませんが、筋肉や患者の心理 的緊張時にスラストを実施した場合は、まれに筋肉の引き攣れをおこす ことがあります。
 また、頸部のスラストについては、頸という狭いとおりみちに重要な動 脈や中枢神経あるいは自立神経などが輻輳していることから、細心の注 意を払うとともに、不必要な矯正は避けるべきであると考えています。

  ちなみに、バキ!ボキッ!の音は、靭帯が弛緩(急激に弛む)するとき の靭帯の 振動あるいは、関節包の中の滑液にキャビテーション(空洞現 象)が生じ、それ がまた壊れる時の音ではないかといわれています。

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